GTN サービスページ拡充
GTNの人材支援事業は、外国人材の教育・採用から生活の定着までを包括的に支援するプラットフォームを提供しています。住まい探し、SIM提供、電気・ガスなどのライフライン手続き、クレジットカード契約や免許ローンまで、来日から帰国までを一気通貫で支援できる強みがありながら、それを伝える法人向けの専用ページがありませんでした。本プロジェクトでは、コーポレートドメイン配下に新しく人材支援サービスのページ群を構築。ターゲット別と支援内容ジャンル別の2軸で情報を整理し、企業・学校それぞれの動線から問い合わせにつながる設計に仕上げました。
背景
GTNは外国人材の採用から生活定着までを包括的に支援するプラットフォームを運営しており、住まい・通信・金融など、他の人材紹介・リロケーション会社にはない独自サービスを多数持っています。
外国人支援20年、累計契約実績50万人、年間相談件数20万件という業界トップクラスの実績がありながら、これらを法人(企業・学校)に対してわかりやすく束ねて紹介する専用ページが存在せず、強みが伝わりきっていない状態でした。問い合わせ前の段階で、「GTNが何を、どこまで、誰に対して提供できるのか」を判断できる場所がないことが課題でした。
課題
ヒアリングおよび提供資料から、以下の4点を主要課題として整理しました。
- 強みが伝わるエントリーポイントの不在
コーポレートサイト(gtn.co.jp)に法人向けの人材支援サービスを束ねる入口がなく、
BEST-ESTATE.JP・GTN Mobileなどの既存サービスサイトとの関係性も不明瞭だった。 - ターゲットごとの動機の違いが整理されていない
企業(人事・総務)、大学・研究機関、登録支援団体、日本語学校では、外国人受入時の悩みも費用負担構造も異なる。共通ページでは響かない。 - 「人材支援」と「生活支援」の事業構造が見えづらい
GTNの支援は「採用フェーズ」と「来日後の生活フェーズ」で必要なサービスが大きく異なる。両方をまとめて見せるか、分けて見せるかで訴求の刺さり方が変わる。 - 20年の実績・累計契約数50万人という数字が活かしきれていない
業界トップクラスの実績数値や、大手との提携実績が、検討段階の意思決定材料として表に出ていなかった。
解決策・提案内容
サイト構造の設計
ターゲット別と支援内容ジャンル別の2軸でディレクトリ化しました。検討段階の異なる訪問者が、それぞれの入り口から必要な情報にたどり着ける構造です。
2軸にした理由
受入組織は「自社(学校)にどんな支援が必要か」をまだ言語化できていないケースと、「特定のサービス(住まい・SIMなど)を探していて、たまたまGTNにたどり着く」ケースの両方があります。前者にはターゲット別ページが、後者にはジャンル別ページが入り口になります。両方の動線から最終的に問い合わせという同じゴールに合流させる構造を取りました。
ターゲット別ページでは、受入組織それぞれの業務フロー上の悩みを起点に、GTNがどのフェーズで何を担えるかを提示。ジャンル別ページでは、サービスの機能詳細と既存サービスサイト(BEST-ESTATE.JP、GTN Mobile、GTN Assistants、GTNエポスカード)への導線を中心に構成しています。さらに、ターゲット別ページからジャンル別ページへ、ジャンル別ページからもう一方のジャンル(人材支援⇔生活支援)へと相互に行き来できる導線を組み込み、訪問者がどの入り口から入っても網羅的に情報を得られるようにしました。
ターゲット別ページの情報設計
ターゲット別ページでは、以下の共通フレームで構成し、ターゲットごとに具体例・訴求語を差し替えました。
- ファーストビュー:
「外国人採用から定着まで、御社の負担を最小限に」というメインコピーで、訪問者の主要な不安(自社の業務負担)に直接応える設計 - 2大CTA:
「お問い合わせ」「資料ダウンロード」を常設し、検討段階を問わずアクションに繋げる - 提携・連携先ロゴ:
大手企業との実績を可視化し、信頼性を即時に担保 - サービスサマリー:
ターゲットユーザーのメリットを4つのチェックリスト形式で要約 - 「人材支援」セクション:
人材紹介・教育・登録支援代行の機能を、実績の数字とともに提示 - 「生活支援」セクション:
来日後の住まい・通信・金融・生活サポートを、独自サービス(GTN Mobile、GTN Assistantsアプリ、GTNエポスカード)と結びつけて提示 - 導入事例・実績:
「外国人支援の歴史20年 / 受入実績50万人 / 相談件数20万件/年」を大きく打ち出し - 取引先ロゴ群:
企業・大学・研究機関の幅広い実績を提示 - 導入までの流れ:
「お問い合わせ → 法人営業担当と商談 → お申込み」の3ステップで提示 - よくある質問:
契約・支払い・対応国・利用方法など、検討段階の不安を解消する10問前後を掲載 - クロージングCTA:
お問い合わせ・資料ダウンロードへ再度誘導
ジャンル別ページの情報設計
ジャンル別ページは、ターゲット別ページよりも一段深い「機能・サービス内容」を提示する場として設計しました。「人材支援」ページでは、以下6つの軸でサービスを詳細に紹介しています。
デザイン方針
- トーン:
GTNのブランドカラー(赤)を効果的に使いつつ、清潔感と信頼感を両立。人物写真を多用し、「人を支える事業」であることを視覚的に伝える。 - 可読性:
法人決裁者が短時間で判断できるよう、見出し階層と数字訴求を明確化。実績数値(20年・50万人・20万件)はファーストビュー直下で目立つ配置に。 - パートナーロゴの活用:
提携・取引先ロゴを2回(ファーストビュー直下・実績セクション)配置することで、信頼性を繰り返し訴求。
既存サービスサイトとの接続設計
BEST-ESTATE.JP(不動産検索)、GTN Mobile(SIM)、GTN Assistants(生活相談アプリ)、GTNエポスカード(クレジットカード)といった既存サービスへの導線を、生活支援セクション内から自然につなぐ設計に。コーポレートサイトを「ハブ」として機能させる役割を持たせました。