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ミニマムで仮説検証する際の無料で使えるツール

ビジネスは仮説検証の繰り返しを行なっていくものだと考えていますが、その際に当社がよく使うツールをご紹介できればと思います。

ツール一覧

ツール名公式サイト役割料金
STUDIOhttps://studio.design/Web上にページを存在させる(LP、サービスサイト)無料〜
Hubspothttps://www.hubspot.jp/フォームで情報収集したいとき
CRMを導入したい時
無料〜
Figmahttps://www.figma.com/ja/プロトタイプを作りたい時無料〜
Zapierhttps://zapier.com/各ツール間で連携して処理を行いたい時無料〜
Slackhttps://slack.com/intl/ja-jp数値やCVの通知など無料〜
Google Analyticshttps://marketingplatform.google.com/intl/ja/about/analytics/数値計測無料
Clarityhttps://clarity.microsoft.com/数値計測無料
Googleスプレッドシートhttps://www.google.com/intl/ja_jp/sheets/about/情報管理、簡易DBとして無料
Googleタグマネージャーhttps://marketingplatform.google.com/intl/ja/about/tag-manager/各種タグ埋め込み無料
Mirohttps://miro.com/ja/ツリー等を用いて考えをまとめる・伝える無料〜
Trellohttps://trello.com/jaタスク・案件管理無料〜

上記をご覧いただくと分かる通り、かなりのツールが無料プランを提供しています。それぞれ制限はあるもののこれだけ無料で利用できる時代で良かったなと利用する度に思います。

それぞれのツールについて詳細を解説していきたいと思います。

STUDIO

こちらはWeb上のGUI操作でLPや会社HPなど(CMS機能もあり)が構築できるノーコードサービスです。

弊社がよく使う事例としては、テストマーケとしてLPを用意して広告出してみたいといった要望の際にLP(たまにフォーム機能も)を作るツールとして利用します。

Hubspot

かなり有名なツールなので、ご存知の方が多いと思いますがHubspotも仮説検証段階でのオペレーション構築時に重宝するツールになります。

フォームからの値取得、チケット機能によるタスク管理、コンタクトリストを用いた営業などかなり幅広くカバーできるツールだと思います。

ちなみにHubspot上でもLPなどのページ作成機能はあります。ですがSTUDIOよりも使い勝手が良くないため、基本的にはSTUDIOで構築することが多いです。

Figma

デザイナーの方なら聞いたことがないくらい有名なツールで、先日Adobeに買収されたFigmaです。

基本的なデザインはもちろんのこと、プロトタイプ機能もちゃんとしていてかなり実際に近い動きをしてくれます。サービスリリース前に顧客の意見を聞く時に使用したりします。

Zapier

これ単体で使うものではなく、さまざまなツールを連携してくれる役割をになってくれるのがZapierです。

  • Hubspotでフォーム送信があったら、Slackに通知する
  • Twitterのいいねを押したものをNotionに追加する

のように連携でき色々なサービスを導入している企業が多い昨今、こちらも重宝しています。

Slack

IT系企業ではかなり導入されているSlackですが、コミュニケーションの場、情報の通知場所として利用しています。

お問合せ時にSlack通知し、その案件についてのやり取りをスレッドで展開していく使い方多いです。(普通にチーム・個人間のコミュニケーションを取る目的の方が多いですが)

RSS通知もできたりするので、フロー型で情報を流すためのツールとして重宝しています。

Googleアナリティクス

Webページを公開したら必ずと言っていいほどこちらのツールを導入します。Web上での数値が把握できないとユーザーの解像度が低く、どういう施策をやったら良いのかの精度がかなり低くなります。

Googleタグマネージャー

こちらはWebページにタグを埋め込みやすくする + Googleアナリティクスでのイベント設定を行う目的で導入しています。

特にどのボタンがクリックされているか等の指標はコンバージョンポイントまでの重要な指標になってきますので、そちらのイベントを設定するときにGUI操作でできるので使い勝手が良いです。

Clarity

Microsoft社が出しているユーザー行動分析ツールです。Googleアナリティクスと何が違うのかというと、レコーディング・ヒートマップが可視化される点です。

  • 一人のユーザーが実際どのような行動をしてコンバージョンに至ったのか/至っていないのか
  • ページ上のどこが見られているのか
  • 離脱ポイントはどこか

などミクロの視点で行動分析し、改善施策のための仮説立案をサポートする役目になります。世の中には同じようなツールがありますが、無料で制限なく使えるのはClarityの優れたポイントになります。

Googleスプレッドシート

通常のエクセルとしての使い方というよりかは簡易的なDBとして使うことも可能です。そこにGoogle App Scriptで処理を加えてあげれば立派なアプリケーションとしても機能します。

表デザインなので見にくくはありますがタスク管理・案件管理DBとして機能させたりしています。

Miro

事業を進めていくと仮説アップデートされていくのが自然だと思いますが、その際に今どの仮説を検証していて、新しくこんな仮説も出てきた等をツリーに落とし込み共有するツールとして使っています。

複数人で作業でき、かつボードの幅も制限がないため色々な情報を置いておくことができるのが便利な点です。

またフレームワークのテンプレート機能も色々あるので、思考の言語化をするのにうってつけのツールです。

Trello

こちらは案件やタスク管理を行う目的で利用することが多いです。スプレッドシートでも管理ができるのですが、カンバンUIやテンプレート機能、チケット内でのコメントやり取り・履歴がわかるので複雑な案件・タスク管理はこちらでやった方が良いですね。

Slackとも連携が可能な点も良いと思います。

実際のツール組み合わせ事例

では上記のツールが実際どのように使われ・組み合わさっていくのかの例をご紹介します。

組み合わせとしては上記が割と一般的で、あとはそれぞれの個別で

  • LPはWordPressで
  • 案件管理はTrelloで

といったツールに置き換わることがあります。
Webサイトの目的としてコンバージョン獲得が第一にくることが多いため、上記の例を紹介しましたが、Webサイトがいらないフロー、例えば社内システムを構築するための仮説検証だったりはまた違うセットアップになったりします。

事業推進や社内システムの仮説検証は弊社にご依頼ください。

「LPだけお願い」というよりかはオペレーションを含めて構築してほしいといったご依頼も受け付けています。

事業を進める上で大事なのは事業仮説の検証だと考えており、クライアントの皆様がそこに時間を使える状態にサポートいたします。

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