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Webサイトからコンバージョンしない時に確認したいCTAチェックリスト

Webサイトを持っている = 何かしらの目的があると思いますが、弊社のお客様のほとんどがユーザーに何かしらの行動を起こしてもらうのを目的としています。

その際にCTAは行動を促すうえで重要になってくるのですが、今回はCTA周りを改善する際のチェックリストを公開したいと思います。

CTAとは

CTAは「Call To Action」の略で、ウェブサイトの訪問者に対して何らかのアクション(行動)を促すメッセージやボタンのことです。例えば、「今すぐ購入」「詳細を見る」「無料で試す」など、訪問者に具体的な次のステップを踏ませるための指示が含まれます。効果的なCTAはウェブサイトのコンバージョン率を向上させる重要な要素です。

チェックリスト

以下の項目をチェックします。詳細についてそれぞれ解説していきます。

  • 位置
  • サイズ
  • ラベル
  • マイクロコピー
  • クリックエリア
  • ユーザーのフェーズ
  • ユーザーの属性

位置

共通パーツ(ヘッダーやフッター)にあるか、FV(ファーストビュー)にあるか等を確認します。原則FVにCTAを設置しますがページ下部においた方が良いケースもあります。いきなりCTAで唐突すぎる場合はコンテンツを読んでその後にCTAの方が自然な流れになりますよね。

100 Conversion Optimization Case Studiesが行った調査によるとCTAをFVからページ下部に移動したことでCVRが304%になった事例もあるそうです。

サイズ

大きければ大きいほど良いというわけではなく、適切なサイズ = ボタンと認識されるサイズにしてあげる必要があります。大きすぎるとボタン感が薄れ逆にクリックできる要素として認識されなくなることがあり10.56%もコンバージョン率が低下した事例もあります。(参考:100 Conversion Optimization Case Studies

よく「CTAは赤色が良い」、「緑色が良い」みたいな議論がネット上では起こりますが注意すべきはCTA単体の色だけではなく他の要素とのコントラストです。

例えば背景が赤色なところに赤色のCTAを置いてもコントラストがなく目立たないのと同じで、いかにCTAをコントラストが出るようにデザインしてあげるかが肝になります。

ラベル

より具体的で次のアクションがわかりやすいものをつけてあげる必要があります。よく使われる「お問い合わせ」というコピーは抽象的なので少し何ができるかわかりにくいですよね。それよりかは「営業担当に相談する」等の具体性を持ったものに変えてあげた方がアクションが明瞭になりやすいです。

具体性を持たせると資料ダウンロード目的のユーザーが除かれてしまうのでは?となりますが、その場合は別にもう一つCTAを設置してあげるのが良いです。

マイクロコピー

マイクロコピーとはWebサイト上の入力フォームやリンクボタン周りなどに置く細部の文章のことです。ラベルにも関係してきますが、行動を後押しするために設置します。ボタン内の文言やボタン上部に設置することもあります。

1.行動を呼びかける
2.ベネフィットを伝える
3.ハードルを下げる
4.信頼性をアピールする

クリックエリア

どこまでがクリックの対象エリアを設定するのかはページの使いやすさに寄与します。ラベルのみなのか、ボタンまでか、バナー内にボタンがある場合はバナー全体かなど適切なクリックエリアを設定できてるかどうかは重要です。(ただ大きくすれば良いというものではありません)

ユーザーのフェーズ

ラベルの部分でも少し触れましたが、ユーザーによってあなたのサイト上で起こすアクションが異なる場合があります。資料ダウンロードだったり、見積もり依頼だったり、セミナー参加だったりとそれぞれのフェーズごとにCTAを用意してあげるのが良いです。

フェーズの区切り方はカスタマージャーニーでの分類(認識・検討・決定ステージ)や潜在・顕在での分類などありますが趣旨としてはフェーズにあったCTAの用意ですので方法はいずれでも構いません。

ユーザーの属性

結構見落とされがちではありますが、ある一定のアクセスがある場合は気を付けておいた方が良いポイントにユーザーの属性があります。どの集客方法かにもよりますが潜在層が多いのか、顕在層が多いのか、はたまた全然関係ない層が多いのかによって打ち手は変わってきます。

全然関係ない層が多い場合はCTAをいくらいじっても効果は薄いため、そもそもの流入施策にリソースを投じた方が良いです。

ベストプラクティス的なものはあるものの、個別でのチューニングが必要

マーケティング会社などからベストプラクティスが共有されますが、WebサイトのCVRに影響する変数が多いため一概にうまくいくとは限りません。(もちろんすべてのサイトで一定の効果がある施策もあります)

ベストプラクティスを当てはめてダメだったで終わりではなく、自社の場合はこうだからここをチューニングすれば良くなるのではと改善を続けていくことが重要です。

アクセスがない中こねくりまわしても効果は薄い

そもそもアクセスがない中細かい改善を繰り返しても効果が薄く、得られた結果もCV1件でかなり上下してしまうものであればそこにリソースを割くのではなく流入を増やす方に向けた方が良いでしょう。

流入ユーザーの傾向が変われば、おのずと適切なCTAも変わってきますのでまずは流入を増やすことを念頭におきましょう。

変更後は数値での前後比較を(またはABテストを)

施策を行う上で大事なのは良くなったか/悪くなったか/変わっていないのかが定量的に測れるようにすることです。

流入数が多い場合はABテストをお勧めしています。(結果が早く出る&比較がしやすい)
そうでない場合、つまりABテストで統計的優位な結果出るまで時間がかかる場合は期間の前後比較で施策効果を測定しましょう。

Web改善は弊社まで

このようなことを考えてWebサイトのコンバージョン最適化を行っていくのですが、自分では実施できるか不安、施策はあるんだけど実行に移すリソースがないなどお困りの企業様がいらっしゃいましたら弊社まで相談くださいませ。

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