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新規ドメイン・サブドメイン・サブディレクトリ、どれで作る?設計基準まとめ

新しいサービスサイトやLP、採用サイトを作るとき、必ず出てくるのがこの質問です。「URLはどうします? example.co.jp/service/ ですか、service.example.co.jp ですか、それとも新しいドメインを取りますか?」

地味な話に見えて、これは検索評価・ブランド・運用コストに長く効いてくる設計判断です。しかも後から変えるとリダイレクトの工事が必要になるので、最初に決めておく価値があります。3つの選択肢の違いと使い分けを整理します。

3つの選択肢

方式ざっくり言うと
サブディレクトリexample.co.jp/service/本体サイトの中の1セクション
サブドメインservice.example.co.jp同じドメインの下の、半分独立した建物
別ドメインservice.jp完全に独立した新しい土地

検索評価(SEO)の観点

サブディレクトリは、本体サイトが積み上げてきた検索評価を最も引き継ぎやすい形です。本体にコンテンツや被リンクの蓄積があるなら、その資産の上に載れます。テーマが本体と近いコンテンツなら、基本的にこれが第一候補です。

サブドメインは、検索エンジンからは本体と関連はあるが半分独立した存在として扱われる傾向があります。本体の評価をフルには引き継げない一方、テーマの違うコンテンツを本体から切り離せるメリットがあります。

別ドメインは、検索評価をゼロから積み上げることになります。立ち上げ直後は検索にほぼ出ないと考えてください。サービス名でのブランドを長期で育てる覚悟があるときの選択肢です。

ブランド・信頼の観点

URLは意外と見られています。会社の信頼をサービスに乗せたいなら、会社ドメイン配下(サブディレクトリ/サブドメイン)が有利です。逆に、会社色を消してサービス単体の世界観で勝負したい、サービス名で覚えてほしい、という場合は独自ドメインに分があります。

ドメイン名そのものの信頼感も忘れずに。奇抜な新興TLD(.xyz など)や長すぎるドメインは、メールの到達率や広告審査で不利に働くことがあります。迷ったら .jp / .co.jp / .com の範囲が無難です。

運用・コストの観点

  • サブディレクトリ: 追加費用ほぼなし。本体と同じCMS・サーバーで管理できる。ただし本体と同じ環境に縛られる
  • サブドメイン: ドメイン費用は増えないが、サーバー・SSL・解析の設定は実質もう1サイト分。本体と別のツール(例: 本体はWordPress、LPはSTUDIO)で作りたいときに便利
  • 別ドメイン: ドメイン取得・更新費に加え、管理対象が純増する。更新忘れによるドメイン失効は実際に起きる事故なので、管理台帳は必須

使い分けの目安

  • 本体とテーマが近いサービス紹介・ブログ・実績 → サブディレクトリ
  • 採用サイトや別ツールで作るLPなど、本体と切り離して運用したいもの → サブドメイン
  • サービス名で長期のブランドを育てる、事業として独立性が高い → 別ドメイン
  • 期間限定キャンペーン → 新ドメインを取らず、本体のサブディレクトリで。キャンペーンごとのドメイン取得は評価が分散し、失効管理のリスクも増えるだけです

あわせて決めておくこと

メールのドメインも一緒に設計しておきましょう。Webは別ドメインでも、メールは会社ドメインに統一しておく方が管理も信頼も安定します。また、新ドメインでメールを送るならSPF/DKIMなどの送信認証設定が必須です(設定しないと迷惑メール行きになります)。

そもそも会社サイトとサービスサイトを分けるべきかどうか、という一つ手前の判断は「会社サイトとサービスサイト、分けるべき?判断基準は4つ」で解説しています。

まとめ

迷ったらサブディレクトリ、切り離したい理由が明確ならサブドメイン、ブランドを独立させる覚悟があるなら別ドメイン。URLの設計は一度決めると長く付き合うものなので、新サイトの企画段階で一緒に決めてしまうのがおすすめです。制作のご相談時には、この設計もセットでご提案しています。

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